2015年05月15日

漂白剤は何を選べばいいの?

漂白剤は衣類のシミや食器などを
漂白する際に使用する薬剤です。

石鹸や洗剤が界面活性剤によって
汚れを除去するのに対し
漂白剤は酸化反応・還元反応を
利用して色素を分解して色を
無くして白くします。

漂白剤は、石鹸・洗剤で落ちる汚れを
取り除いた後に使います。

酸化反応を利用した酸化型の漂白剤に
塩素系と酸素系があります。

塩素系漂白剤は、浴室のカビ取り剤として
も販売されており漂白力が強く、
染料まで脱色してしまうことがあり
色柄物には使用できません。
(白物専用です)

強いアルカリ性なので、繊維では
綿・麻・ポリエステル・アクリル素材にしか
使うことができません。

また、「混ぜると危険」がこの塩素系漂白剤です。

酸性タイプの製品と混ぜると塩素ガスが発生し
許容濃度を超えると死に至ることもあるので
絶対に酸性タイプの製品と使用してはいけません。
(クエン酸もだめです)

酸素系漂白剤には粉末と液体があります。
粉末の酸素系漂白剤の主成分は過炭酸ナトリウムです。
液体の酸素系漂白剤の主成分は過酸化水素です。
どちらも染料を脱色しないので、
白物にはもちろん色柄物にも
使用することができます。

粉末の酸素系漂白剤は弱アルカリ性で
絹・毛を除くほとんどすべての
繊維に使用できます。

液体の酸素系漂白剤は弱酸性で
絹・毛にも使用できますが、
漂白の効果は粉末の方が上です。

還元型漂白剤は、酸素を奪う還元反応により
鉄サビ汚れや鉄分を含んだ水で黄ばんだ
衣類の漂白に使われます。

基本的には酸化型で落とせない
汚れに使うことになります。


マルエー酸素系漂白剤の成分は
過炭酸ナトリウムです。

漂白剤は何を選べばいいの?


衣類のつけおき漂白・煮洗い・
食器等の漂白・浴室等のカビおとし
としてお使いください。

反応が温和なので、絹・毛を除く
ほとんどすべての繊維に使用でき、
色柄物や樹脂加工したものにも使用できます。

詳しい使い方

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本社:愛知県豊橋市小畷町359番地
TEL:0532-52-5103
FAX:0532-52-5618

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Posted by 白井石鹸  at 10:45 │Comments(0)取扱い商品キッチンお洗濯石けんの豆知識

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