石けんと界面活性剤

気体と液体、気体と個体、液体と液体、液体と個体など
の物と物の境界面を界面といいます。
(気体と接する液体や固体の界面のことを一般的に表面といいます。)

界面活性剤とは、このような2つの物質の界面（表面）に働いて
境界面の性質を変える物質のことをいいます。

石けんや合成洗剤は、
混じり合わない物の代表のような水と油を
界面活性剤の働きにより混じり合わせて
汚れを落とします。

界面活性剤というと＝(イコール)合成洗剤のように
思われがちですが、純石けん分（脂肪酸ナトリウム
・脂肪酸カリウムなど）も界面活性剤の一種なのです。

また、どこのご家庭の食卓にも在るマヨネーズは
卵黄とお酢と油で作られていますが、
これも混じり合わないお酢と油を界面活性剤の働きをする
卵黄が混じり合わせることで出来ています。

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